カレッジとの出会いや、はじめたきっかけは？

きっかけは、大学の授業にみらいずのスタッフの方がゲストスピーカーとして授業でお話してくださったことです。その授業をたまたま隣で受けていた友達が、ここで活動(ヘルパー)始めたよ！と話してくれました。それを聞いて、私も何かしたい！と思ったことがきっかけです。元々福祉には興味があり、大学で学んでいましたが、座学だけではなく現場で人と関わりながら、社会や人について知っていきたいという思いが活動につながったのかなと思います。

参加してみて、どうだった？

ソーシャルバイトに参加して、私は「自分の見ている世界の狭さ」をとても強く痛感しました。

ソーシャルバイトを通して、生活困窮世帯の子どもたちや障害のある方々など、多様な方々と関わるようになりました。その中で、自分の当たり前が当たり前ではないこと、自分の中には無意識の価値観や先入観が多くあることを学びました。相手が経験してきたことに基づく価値観や感情、考え方を知っていくことで、私自身の視野も広がりました。

これからどんなチャレンジをしたい？

今後は”特定の誰か”に限らず、多様な人が関われる場や空間、まちを生んでいきたいと思っています。活動を通して、本当に多様な人と関わることができました。その中で、みんなさまざまな困難さやしんどさやを抱えていました。一方で、1人の人として、得意なことも好きなことも本当にさまざまなことを知りました。

ネガティブな面に対して、何らかの支援や枠組みももちろん必要だと思いますが、私はポジティブな面から人と人で繋がれるような環境を生み出していきたいと思っています。

ソーシャルカレッジをするか悩んでいる学生に一言

私個人的には、誰と出会うかで人生が大きく変わると思っているので、社会に出る前の大学生のタイミングで、ぜひたくさんの人に会って世界を広げていってほしいなと思います。たくさんの人と話すと、もちろん性格が合う人も、苦手な人も出てくると思います。カレッジに参加する中でのしんどさや葛藤もあるかもしれませんが、カレッジには全てを含めて受け入れてくれる人たちがいると思うので、ぜひ恐れずに参加して欲しいと思います！